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町工場からお客様への御願い・・・(金属加工)

2017.10.11
column

こんにちは!!

最近、寝るときは毛布と掛け布団の二枚で寝ている山田です。

昼間でも半袖一枚はきつくなってきましたね!!

ただ、工場で工作機械を使っている時は体を動かす事もあり半袖でちょうどいい難しい季節です・・・

 

さて、今日は生意気なのですが・・・。

お見積りを検討されてくださるお客様、担当者様に図面・材料についての御願いになります・・・。

ブログを読んでいただければ、さらなるコストダウンにつながると思いますので宜しくお願いします・・・

 

①材料の見直し

これが一番コストダウンにつながることになります・・・。

材料の見直しの中で、一番御願いしたいことは・・・。

材料の取り代を少なめにしてほしい・・・。

これにつきます・・・。なぜ取り代を少なくしてほしいか??理由は簡単で、

余分な取り代を最初に切削しなければいけないからです。

つまり、材料代が高くつく上に加工が一工程増えますので加工料金も高くなってしまいます・・・

そうなってしまいますと、予算より高いモノになってしまいますのでお互いに気持ち良くありません。

しかし、全部のモノが取り代少なくしてしまうのもいけません・・・。

中には、切削する部分が多いためにモノがくるってしまう、

モノの全面を仕上げなおす・・・そういうモノもあるため、極端に取り代を少なくしてしまうと

モノの全面を仕上げなおそうとした時、仕上げきれない場合もありますので・・・。

理想的なことは、お見積り段階でお客様が我が社に材料の取り代のご確認をしていただければ早いと思われます。

または、材料を我が社にて用意することも可能ですのでお問い合わせくださいませ。

 

 

②板厚の変更

図面を設計されている方に御願いに該当すると思われます・・・

板厚、薄いですね!もう少しなんとかなりませんか?・・・

申し訳ありません、愚痴っぽくなってしまいました・・・。

板厚が薄いほど加工難易度が上がりますので、予算が全然合わないよ!!小さいのにこの値段??

よく、そういうお話を受ける事があるのですが

問題は板厚の薄さなんですよね。値段が高くなるのは。モノの大きさは関係ありません。

どんなに小さいモノでも、薄さによる加工難易度によって値段が変わってしまいます。お客様の期待に添うように

金額をご提示させていただいておりますが、図面の変更によって金額も変わってくること

ご了承お願いいたします・・・。

 

③加工穴について

図面にて両面からM6の穴開け、下穴は貫通。よくある加工になりますね。

ですが、たまに・・・

下穴貫通。すごく深いことがあります。

両面から穴開け加工して下穴貫通できるほどの深さ、長さであれば特に問題はありません。

工具直径×5倍までの深さ、長さのお話です。

一般的に直径×5倍くらいが切削可能なレギュラーサイズの工具になりますので

それ以上の深さになりますと、工具を購入しなければいけないこともあります。

我が社で持ち合わせている場合もありますが、基本的にはロングサイズの工具になりますので

我が社で工具を持ち合わせていない場合、工具代も合わせたお見積り金額になりますので

お客様の予算オーバーになりかねないことになります・・・。

図面の変更が可能な場合は穴径の変更や、板厚の変更などご検討のほどよろしくお願いいたします。

 

④面精度

これも図面についての検討になります・・・。大変申し訳ありません。

必要なところに、公差や面精度があるのは理解できます。

どこそこ3つ仕上げ!?公差±0.01??

勿論、加工対応可能です!!面精度3つ仕上げといいますと、微鏡面仕上げや鏡面仕上げに該当してきますので

場合によってはエンドミルやフルバックの切削レベルではなく、研磨レベルまで仕上げていきます。

こんな予算でない!!高すぎる!!・・・まずは図面の修正を我が社の担当者とお話していただけますと、予算内で収まること間違いなしです!!

 

お問い合わせ件数も増えていく中で、お客様とメールや電話にて

ご連絡いただけることありがたく思っております。

わがままばかりで申し訳ありませんが・・・

これからも宜しくお願いいたします!

 

 

美岳製作所 山田剛嗣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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